”100km以下を快適に走る”コンセプトで組んだ本中華1号。
今回、特にこだわったのはギアレシオ&走行速度。
50を過ぎてアウタートップで重いギアをガシガシ踏むでも無く坂道は楽をしたいと言う事でチェーンリングが46-36TのShimano CX用 FC-CX50を使いました。
約1年半前、ブルベ機材考 ギアレシオ編を書いた当時は、選べるクランクセットも少なく、お値段、デザインに関しても難が有りました。
このギアレシオなら踏めますねぇ~(苦笑)
自転車探検 多段速度 計算器 タイヤ700-35C、ケイデンス75rpm
それとチェーンライン。
常用速度とチェーンラインが見事にマッチしました(笑)
チェーンのたすき掛けなどフロントギアとリヤギヤのチェーンラインがずれると抵抗が生じます。
特に長距離走行時、脚に疲れが溜まってくると、わずかなたすき掛けでもその事が良く解ります。
本中華1号の場合、チェーンラインがドンピシャなのは5段の位置。
私の場合、17Tをここに持ってくればベストかもしれませんが疲れた時のことを考えるとこのままでも良いように感じます。
有効に使えるのは5段の上下1段くらいでしょうか?
走行速度が20km/hを超えたらフロントはアウターって事ですね。
※参考 自転車探検 多段ギア比 計算器
車種によってギアレシオ、チェーンライン、乗り方(ケイデンス)で異なりますので、ご自分の自転車で確認されると面白いですよ。
テンションプーリー
添付品のプーリーセット、初めは良いでしょうがベアリングも無く壊れるのは時間の問題です。
そこそこ荷重がかかるのでベアリング付の物に変更。ステンレス製、耐荷重40kg{(^_^;}
住宅用戸車 車のみを使用しました。
ヘッドチューブの長さが所有するSalsa Vaya3 より約2cm、Colnago EPS より約1cm短く、コラムスペーサーは2階建て楽なポジションが取れるようにしました。
そのお陰か下ハンドルも無理なく握れるようになりました。
フォークコラムはカットせずに済みました(^^;;
見た目よりも快適性重視ですね(^_^;
カーボンの積層が厚い所は色乗りが良く強化した部分は一目瞭然です(苦笑)
タイヤクリアランス
700✖35Cのタイヤで、ご覧のようなクリアランスです。
38C~40Cサイズのタイヤまで履けるかもしれません。
STIレバー&ケーブル周り
右リヤブレーキ、左フロントブレーキ仕様です。
ケーブルルーティングを考えると、こうなります。
日本国内仕様は逆ですが・・・
サドルは激安VERTU CCRV-S
サドルベースとサドルレール接合部はCRC 5-56等を吹いてあげないと異音が発生します(苦笑)
数多くのサドル(私のサドル履歴)を試してきましたが、このサドル、なかなか良いです。私のお尻にマッチし快適です。涼しくて夏場にもお奨めです(^_^)v
進行方向 左サイド
進行方向 右サイド
この状態で9.4kgです。(デジタル体重計にて計測)
20諭吉台の完成車(キャリパーブレーキ)と同じくらいの重量と思われます。
費用はフレーム込み、タイヤ&ホイール、ブレーキキャリパー、ローター別で12~13諭吉程度で収まりました。
タイヤ&ホイールで約3kg近く(ブレーキローター別)有るのでホイール、タイヤ、チューブ交換すれば8kg台に届きそうです。
重量だけで、判断する訳では有りませんがコストパフォーマンスを考えると、まずまずかな?と思われます← 自画自賛σ(^_^;)
価格差をどう捉えるか?ですね。
軽く30km程度、試乗しましたが自分で組んだという思い入れを差し引いても悪くは有りません。
より軽いColnago EPSと較べたら元も子もありませんがSalsa Vaya3と較べると遙かに好印象です。
Salsa Vaya3はツーリング車。荷物の積載を前提にしています。
腐っても?カーボンですかねぇ~~。軽量クロモリフレームは良いですよσ(^_^;)
あくまでも自分の自転車としての使い方であり、くれぐれも誤解、成されないように、お願い致します。