約4,000km、走行しました。
やっぱりバイクは楽しい〜🎵 圧倒的なパフォーマンス!
数十年、乗ってないと1,000kmは走らないとダメですね。感覚が戻らない。
納車時から、しばらく信号待ちの度に緊張が走りました💦
今回は、エンジン編 。
動力性能
海外サイト、Youtubeの情報から ※テネレはTenere700、AdvRはKTM 790 AdventureR
加速性能
0〜100 km/h:テネレ4.5秒、Adv R 4.8秒 ※レクサス LC500 4.4秒
0〜140 km/h:テネレ7.9秒、Adv R 7.5秒
0〜400 m:テネレ12.7秒、Adv R14.5秒 ※MT-07 12.1秒
追越加速(6速)
60〜100 km / h:テネレ4.3秒、Adv R 4.4秒
100〜140 km / h:テネレ5.2秒、Adv R5.2秒
最高速度:208 km(メーター読み)
エンジン
水冷4サイクル DOHC4バルブ 直列2気筒 270°クランク 圧縮比11.5 最高出力72ps / 9,000rpm 最大トルク6.8kgf・m / 6,500rpm
洗車時に気づいたのですが、エンジンの発熱量が高めのようでオイルクーラーもなんと! 水冷式🚰です。
オイルフィルター取付部のコアユニットに冷却水が流れオイルの温度を下げるタイプ。オフロードバイクならではの設計ですね💝 寒い時にはエンジンオイルを温めることも出来ます。
砂浜など高負荷走行時、エンジンオイルが過熱するとギアの入りが渋くなったり、エンジンがノッキングを起こしやすくなります。
なので空冷単気筒エンジンのXT250Tでは、100%化学合成油のエンジンオイルを使っていましたが、そこまで必要ないかも?
エンジンフィーリング
3,000rpm以下では、気持ちの良いパルス感が味わえます。3,000〜6,500rpmまではエンジンレスポンスも良く力強く加速しますが、それ以上は惰性で回ってゆく感じ。
フラットでトルクフルなエンジンですが、アイドリング近辺のトルクが、やや不足気味。重めのクラッチを含め、ノーマルタイヤでは泥ねい地などからの脱出に気を使います。
市街地走行では、4気筒のような滑らかさ、粘りは無いものの、3,000rpm前後の回転数をキープしていれば4気筒以上にダッシュしてゆきます。エンジンレスポンスも良く、エンジンブレーキも効くので慣れないうちは、ギクシャクしがちの走りになってしまいました。
エンジン性能曲線
マフラーの排気音
静かに感じられますがトンネル内で、意外と排気音が大きいことに気が付きます。
直列2気筒270°クランク、90°Vツインと爆発間隔は同じですが、EXマニホールドの長さが等長に近いからか、90°Vツインのようなドロドロ感はありません。
音量、音質も適切で味わい深く、病みつきになる排気音ですね💢
燃費
一般道、高速道を含むツーリングで26〜28km/㍑、最高燃費(一般道のみ)31.4km/㍑を記録しました。シフトアップは4,000〜6,000rpm。いずれもWMTCモードメーカー公称値24km/㍑を上まっています。
CB750Fで18〜20km /㍑、最高で25km /㍑だったので、かなり良い燃費です。レギュラーガソリン指定も有難い。
私の走行パターンでは約300km前後の走行で燃料警告灯が点滅し始めします。燃費を考えるとかなり早めに点滅するので、給油は道路状況、GSの場所、走る場所にもよりますが、だいたい走行距離350〜400kmで給油しています。
燃料警告灯はメーカー公称値 残り4.3㍑で点滅、トリップもTRIPFが表示され、その地点から走行距離の記録が始まります。燃料タンク容量:16㍑
エンジンオイル交換
メーカー指定は驚きのオイル交換10,000km走行ごと(必要量2.3㍑)、オイルフィルター交換は30,000km走行ごと(必要量2.6㍑)
今まで、4サイクルエンジンのオートバイでは、3,000km走行ごとにオイル交換、オイル交換2回に1回の頻度でオイルフィルターを交換していましたが、水冷式オイルクーラー、ブローバイガスの処理などが進化しエンジンオイルの劣化が少なくなり交換頻度が減ったようです。
昔の古い車やオートバイのブローバイガスは大気開放でした。しかし、今や排ガス規制によりインテークマニホールドに戻されています。
ブローバイガスには未燃焼の燃料などが含まれるので、エンジンオイルの劣化、大気汚染に繋がります。またインマニに戻すとパワーダウン、インマニ内の汚れにも繋がります。
今じゃ軽自動車でもノンターボ(自然吸気)ならオイル交換は走行10,000kmごと。現在の走行距離は約4,000km(1,000km時にオイル&オイルフィルター交換)ですが、5,000km走行時にオイル消費、フィーリング、汚れ、粘度を含めて交換するか判断する予定です。
総評
オートバイのエンジンも素晴らしく進化してますね。
昔の直列2気筒では存在すらしなかった270°クランク。
3気筒エンジン並みの滑らかさ、吹けを持ちながら、パワーアップ。2気筒らしい低回転域のパルス感、トルクも残しつつフラット化を実現している、まさに良いとこ取りのエンジンですね。
エンジン性能曲線を見ると広い回転域でフラットなトルクを発生。トラクションのコントロールを電子的に制御するのか?、エンジン特性で制御するのか?
個人的にオフロードでは、後者が有利と考えていますがヤマハさんも同じ考え方のようです。
軽自動車のエンジンも2気筒270°クランクで良いんじゃないか?と個人的に思ってます(笑)