ポリイミド、この名前にピンと来る人は、かなりの経済通(笑)
某国に輸出する際、審査が必要になった3品目の一つ、フッ素(フッ化)ポリイミドのフッ素加工無し版のポリイミド(カプトン)を使ったテープ。
本来は基板のはんだ付けの際、周辺部品の熱保護、絶縁などに使用します。
厚さ0.05mm、耐熱温度150〜300℃、引張強度30〜120Nという代物。
薄く軽く丈夫と三拍子揃った某?製品とおんなじ(^_^;)
かなり昔にデュポンが開発した物ですが、25mm✕30m巻で昔は1万円くらいしました。最近では国産、3Mでも約半値。中国製では、更に半値。無印中国製では、更に半値。
GIANTやEaston、Mavicの純正チューブレス用リムテープは、このテープ(3M製)が使われています。
ロードタイヤのハイプレッシャーでも一巻きでOKな強度、密着性、耐久性を有しています。
ライターの火(約800℃)で炙っても、燃えない、少し溶けるだけ(確認済み)。薬剤にも強い。糊も残らず、きれいに剥がせるといった特徴を持っています。
GIANT純正21mm✕4.7m巻@2,000円よりも長い20〜30m巻で、お値段@約4,000円(国産、3M)。中国製ならNotubes10m巻チューブレス用リムテープと同価格帯@約2,000円。無印中国製なら、更に・・・
巻ける本数を考えると普通のリムテープより、お得・・・
リムテープ交換作業前に、もう一度、おさらい。
実際にMTBホイールで使ってみましたが、伸び、密着性は抜群です。
使用したテープは、こちら。幅25mm×30m、2本セット。
チューブレスレディホイールには、これ一択とも思えます。
幅、種類も豊富。
クリンチャーホイールでもリムテープの更なる軽量化、強度アップに使えます。
リムブレーキのチューブレスレディホイールでは、このテープじゃ無いと、ブレーキングの発熱でリムテープが溶ける心配も(苦笑)考えられたので、一応、WTBのチューブレス用リムテープで、難燃性をテストしましたが、このテープ同様、問題ありませんでした。