☆ Everyday bicycle life(毎日自転車生活) ☆

自転車・オートバイに関わること全般を気ままに書いてます(^^;

e-MTB YAMAHA YPJ-XC シェイクダウンテスト

先日、納車されたYPJ-XCを2日間、約150kmテスト走行しました。

今回は主にバッテリ-消費について

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YPJ-XCの走行モードと1充電当たりの走行距離

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各モードの走行フィーリング

・エクストラパワー、ハイモード

 アシスト強め、レスポンス最良、激坂向け。

・スタンダードモード

 アシスト普通、レスポンス良、アシストを確実に実感できる。通常走行。

・エコモード

 アシスト弱め、レスポンス並、アシストを実感させない自然な感じ。長距離平坦路走行。

・プラスエコモード

 アシスト最弱、レスポンス悪い、アシストはスタート時、わずかに感じる。バッテリー節約 長距離平坦路走行。

・アシストオフ(メーター表示あり)

 車体の重さ、ブロックパターンのタイヤなりの抵抗を感じる。頑張れば平坦路で27~28km/hで走れるが長時間の走行なら20km/h以下。

どの走行モードでもアシストの恩恵を受けられるのは20㎞/h程度まで、アシストは24km/hで完全にOFFになります。ロードに乗りなれて24km/h以上で走ろうとすると、それなりに体力を消耗しスピードも乗らず平坦路ではストレスが溜まります(^^;)

逆に坂道では10%前後の勾配でも12~13km/hの速度は楽に維持できます。

マルチファンクションメーター

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 ファンクションメーターの機能表示を切替えるとストップウォッチ、積算計、トリップ、Ave、消費カロリ-、残り走行可能距離、ペダリングパワーなどが表示されます。

バッテリーの消耗度

条件:システム重量(バイク+人)104kg

コース1.走行距離67.7km、移動時間3:36:03、獲得標高1,054m、AVE18.8km/h

10.0km地点までエコモード、頂上までSTDモード、激坂区間ハイモード、

下り坂アシストOFF、以降の平坦路(約25km)エコモード使用

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バッテリー残:10km地点90%、頂上24.8km地点49%、67.7km走行後35%(プラスエコモード走行可能距離78km)16.5%勾配でも10.4km/hで走行可能。

コース2.走行距離83.55km、移動時間4:11:27、獲得標高766m、AVE19.9km/h

15km地点までエコモード、頂上①までSTD、激坂区間ハイモード、下り坂アシストOFF、頂上②までエコモード、下りアシストOFF、70~83.55kmSTDモード。

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 バッテリー残:1%勾配12km地点95%、頂上①22.1km地点65%、頂上②48.2km地点45%、83.55km走行後34%

バッテリー消費は総重量、脚力、平均速度で変わってきますが、車体と合わせて約100kgの私が約半日、走り回ってもバッテリーが残っています。

ガチで走ろうとすると、かなり心拍数が上がります。 楽をかますと、どんどんバッテリーが無くなります(笑)

バッテリーを節約して、そこそこの勾配の坂を登ったとしても100kmは走れるようです。2日間連続でコース1、2を走りましたが脚へのダメージも少なく余裕で走れます。心拍数もこのコースでは、ロードでもほぼ限界まで上がりますが、楽に会話できるくらいの心拍数で収まります。

平坦路はエコ、プラスエコモードで走行。下りはアシストOFF。登り坂はスタンダードモード、激坂はハイ、エクストラパワーモードを使うと長い距離を楽しめます。

体調がすぐれない、風が強い環境でも、そこそこ走れてしまうので、ストレスが溜まらず?◎ですね(笑)

リチウムイオン電池の場合、500回の充電サイクル回数を繰り返した時点で、電池容量が60%程度まで減少するとされていますが、毎日、充電するスマホで約3年は使えることから、e-MTBのバッテリーは、かなり長い期間、使用可能と思われます。