先日、ツーリングの帰りにパンク。約1年前、夜間に鋭利な石を踏んでパンクした事が有りましたが、その時のサイドカットの傷が広がって中からチューブがはみ出てパンクしたようです(^^;;
今まで耐パンク性、ウェットでのグリップを重視してContinental Grand Prix 4-Season等を使ってきました。ロードでのパンクは、ここ7年で3回、ウェット走行も少ないので新しいタイヤを試してみる事にしました。
選んだタイヤはSchwalbe One クリンチャー。
耐パンクVガード、ワンスタートリプルタイヤコンパウンド
1.テスト機材(自転車、ホイール、チューブは同一の物を使用)
・自転車 本中華1号
・ホイール Mavic Cross ride Disk 29er MTB用 17C
・チューブ Panasonic R’AIR
・タイヤ Schwalbe One クリンチャー 700✖25C 225g(カタログ値)
2.比較タイヤ
Continental Grand Prix 4-Season 700✖28C 260g(カタログ値)
3.組付け及びタイヤの印象
Schwalbe One > Continental Grand Prix 4-Season
タイヤの組付けは手で楽にはまります。Continental 4-Seasonは、どうにかタイヤレバーを使わずに手ではめることが出来ます。Schwalbe Oneの脱着性は素晴らしいですね。タイヤの表面を手で撫でてみるとサラッとした感じのContinental 4-Seasonに対しSchwalbe Oneは、いかにもグリップが良さそうな手触りです。空気を入れた後、タイヤのサイドウォールを手で挟むとしなやかな弾力性が有り全体的な印象は過去に使用したIRC Formula Pro Tubeless RBCC ソフトコンパウンドと似ています。トレッドの厚みはContinental 4-Seasonと同等、サイドウォールの厚みが指で挟んだ感じでは若干薄いようです。タイヤ幅は同じ空気圧でSchwalbe One27.4mm、Continental 4-Season 28.8mmと余り変わりません。リム幅が一般的なロード用ホイール(15C)よりも太い事を考えるとContinental 4-Seasonは、やや細めです。
4.乗り心地&走行感
Schwalbe One > Continental Grand Prix 4-Season
同じ空気圧では明らかにContinental Grand Prix 4-Seasonよりしなやかで快適です。漕ぎ出しも軽くハイグリップタイヤに有りがちなモチモチ感が有りません。過去に使用したContinental Grand Prix 4000Sよりも明らかに漕ぎ出しは軽く乗り心地が良いように感じられました。タイヤの変形が少なくスピードの上昇と感覚が上手くリンクし転がり感はチューブレスタイヤに近く良く転がります。最終的に空気圧を高めの F 7.5kgf/c㎡ 、R 8.0kgf/c㎡にセット(体重が77kg有ります(^^;; )しましたが好印象です。
コーナリングはContinental 4-Seasonと較べドッシリ感には、やや欠けますが、その分、軽快で素直です。タイヤのグリップも高く総じてColnago EPSに履かせているHutchinson Fusion 2 Tubelessに近い感覚ですが乗り心地は、こちらの方が良いかもしれません。
5.効果(謎)
ほぼ同じコース(約50km)でタイヤ交換前と交換後を比較しましたが、その差にビックリ(゜ロ゜)貧脚データーですが、ご了承下さい(^^;;アプリはCyclemeter、携帯はiPhone6plusです。
イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)の効果か?タイヤが軽くなったから(-35g)?タイヤを替えて頑張って乗ったわけでもありません。心拍計は付けていませんが決して心拍が上がるような無理はしていないにも関わらず、この様な結果となりました。細かく見ると止まっている時間が長いとかも有りますが(食事してました・・・)、その分を差し引いてもSchwalbe Oneに交換後、平均スピードが向上しました。
サイドウォールも柔らかめで歩道の小さい段差(約1cm)を斜めに乗り越える時も若干、気が楽になりました。
6.総評
乗り心地も良く高速なタイヤですねぇ。こちらも参考にご覧下さい。Schwalbe One V-Guard tyres review | road.cc テスターの方は「同じ幅の、同じ自転車の同じ区間でMichelin Pro4 Service Course と Continental GP4000S II よりも少し前進する」と・・・(苦笑)。雨、パンクにも強いようです。