気温30℃以上の環境下でもインナーを着ていれば以外と快適にサイクリングする事が出来ます。
インナーを着ていないと汗によるジャージの張り付き、長い下り坂では汗冷えも生じます。良いジャージとインナーを組合わせると真夏でも涼しく汗冷えも防いでくれます。
最近は接触冷感生地を採用したインナーウェアも有るので手持ちジャージと組合わせ同じ環境下で較べてみました。
1.温度環境
気温32~33℃、湿度50%前後
2.使用ジャージ
・ASSOS SS.13 Summer Jersey 2009
・PEARL IZUMI UVフレスコJersey 2013
3.インナー
・ OUTWET LP1 @6.825円 素材:dryarn
イタリア製、フリーサイズ。2008年に購入したものですが未だ現役です(^_^; 手持ちのCRAFT Cool Mesh Superlight、mont・bell ジオライン クールメッシュより水分除去機能は高く、胸~お腹周りの汗溜りも有りません。大量に汗をかく場合、このぐらいのメッシュじゃないと汗で肌とインナーに張り付きが出てしまいます。速乾性、耐久性も高く汗冷えも少ないまさに究極のインナーですが唯一の難点は、お値段ですね。涼しさで言えば脇の下までカバーしたTシャツタイプのLP2が若干、上かもしれません。
・接触冷感インナー おたふく手袋 JW-625 @872円
素材:ポリエステル95%、ポリウレタン5%
この価格で接触冷感、UV、消臭、コンプレッション機能を持った非常にコストパフォーマンスに優れた商品です。アームカバーと同じ素材で作られていますが冷感は腕部分で外気温より3~4℃、胴部分で2℃程度、低く感じられます。胴~腹周りの汗溜りはCRAFT Cool Mesh Superlight、mont・bell ジオライン クールメッシュと同等ですが冷感生地の為、涼しさは、こちらが上です。OUTWET LP1と較べると涼しさは若干、上ですが着心地はサラッとしたLP1が上です。水分除去機能、速乾性で劣る部分を接触冷感で補っていると言う感じでしょうか・・・。ただ冷感は風に当たるか走行しないと得られません。平坦路走行には良いですが山岳路では、どうでしょう?下りでは汗冷えするかもしれません。コンプレッションはSKINSより低めです。リカバリー用としてもまずまずです。炎天下を走行する場合、胴回りは有る程度、汗をかかないと冷感が得にくいので水洗い後、洗濯機などで軽く脱水し生乾きの状態で着る事をお奨めします。
4.アームカバー
・おたふく手袋 冷感アームカバーJW-618 @479円
アームカバーを装着した方が涼しく感じられます。費用対効果も大きいです。PEARL IZUMI コールドブラック アームカバー @3.283円と同等の冷感が得られ、フリーサイズながら充分な長さがあり生地も柔らかめです。ずり落ちも無く素晴らしい商品です。二の腕が太い人は締め付けがやや強いかも。
5.ソックス
・X-SOCKS BIKING ULTRA LIGHT @2.200円
手持ちのソックス PEARL IZUMI プレミアムソックス、ASSOS SummerSocks skinwebと較べて一番、涼しくソール内は外気温より2~3℃低く感じられます。
・おたふく手袋 絹のちから 先丸 4足組み ブラック S-984 @710円
仕事用に購入しましたがX-Socksの次に涼しいソックスがこれでした(^_^; X-Socksほど涼しくは無い物の気温32℃以上でも足の蒸れは、殆どありませんでした。3シーズンは使えるようです。
6.まとめ
冷感素材か水分除去素材か? どちらが、より涼しく快適か?一長一短がありますね。OUTWETも冷感インナーを発売していますが、素晴らしい、お値段です(^^;;