ブルベ用機材考 ライト編で候補に挙げたライト、を手持ちのライトと明るさを比較してみました。
上から
・Lezyne Super Drive 明るさ最大 450ルーメン 18650 リチウムイオン電池×1
・ATLAS AS-CL5000 220ルーメン 単4乾電池×3
・GENTOS 閃 SG-355B 100ルーメン 単4乾電池×3
漆黒の地を求めてさまようこと15分。
決戦の場に到着。市街地では、この辺りが限界です(^^ゞ
実際の肉眼で見た明るさとほぼ同じになるようにカメラの露出を固定し調整しました。
全ての製品はハンドルバーに固定。
※GENTOS、ATLASは照射範囲をワイド&スポット無段階調節可能ですが私自身、走りやすいと思われる光束に調節しています。
乾電池はアルカリ電池新品を使用、充電池はフル充電しています。
主な光束の周辺は写真より、どの製品も若干、明るい事をお断りしておきます。
・GENTOS 閃 SG-355B 明るさ100ルーメン 実売価格 2.315円
先日のツーリングでサブライトとして使用しました。街灯の有る市街地では充分な明るさだと思います。街中でもこのくらいの明るさは欲しいですね。
付属のブラケットは本体の向きを左右に段階的に調整可能。
本体をブラケットに固定したままで360°方向を変えることが出来ます。
本体の取り付けは挟み込むタイプでワンタッチで装着可能です。
・ATLAS AS-CL5000 明るさ220ルーメン 実売価格 5.250円
通勤用MTBに使用している物です。
約50m先の停止線、標識も確認することが出来ます。
写真では、判りづらいですが道路の路肩部分も充分、確認出来る明るさです。
付属のブラケットは本体の向きを左右に段階的に細かく調整可能。
本体をブラケットに固定したままで360°方向を変えることが出来ます。
※参考 以前のテスト記事
・Lezyne Super Drive 明るさ 450ルーメン 実売価格 12.600円
対向車がハイビームからロービームに減光してくれるオートバイ並みの明るさです。
真っ暗闇の中でも安心して走行する事が出来ます。
光束のワイド&スポット無段階調整機能は有りませんが左右の広がりも充分です。
こちらのテストでは最大光量で約2時間の点灯時間のようです。
付属のブラケットは本体の向きを左右に約10°調整可能です。
明るさ 300ルーメン時
明るさ 150ルーメン時
Lezyne Super Drive、暗闇の中でも充分な明るさが得られコストパフォーマンスも高い製品だと思います。心理的に暗闇で明るさが乏しいと不安になりがちですが、これ位、明るいと不安が解消されナイトライドも楽しくなります。最大光量での点灯時間は短めですが真っ暗闇の中を長時間、走り続けるシチュエーションは、かなり少ないと思われます。先日のツーリングでは約9時間、夜間走行しました。サブライトと併用して、まわりの明るさに応じて明るさを切り替えて使用した結果、充電池を交換すること無く走りきることが出来ました。使用されている18650 リチウムイオン電池はノートパソコンの内蔵電池、カメラのフラッシュ用などに幅広く使われていますがコンビニなどでの購入は、まず難しいので予備電池の携帯をお奨めします。GENTOS 閃 SG-355Bなどに使われている単4型の乾電池で有れば、どこでも入手可能ですがブルベなど暗闇の中で緊急電池交換などを考えると3本交換で極性の向きに注意して交換する煩わしさよりも1本交換で簡単に済むのは、有り難いですね。
明るさと点灯可能時間、どちらを重視するか?どちらも兼ね備えた製品は、なかなか有りません。どの製品も一長一短が有り、こと明るさに関して言えばLezyne Super Driveが価格相応でダントツです。ブルベには最適なライトだと思いますが個人、個人の使用目的によって製品を選ぶ際の参考になさって頂ければ幸いです。
すでに2013年モデルとして明るさが強化されたLezyne Super Drive XLが発売されていますがデザイン的にスリムなこちらの方が好みですね(^_^;)
・Lezyne Super Drive XL 500ルーメン