Selle An-Atomica Titanicoのテスト、調整を兼ねて約60km走行してきました。
本当にお尻が痛くならないのか?(^_^;)
今回は無謀にもレーパンを履かずに普通の夏用短パンで走ってみました。
サドルの高さを規定の高さ、空気圧もチェックして出発~~~(^_^)
500m程走って何かが、おかしい・・・
リヤタイヤがパンクしたようです。
と思ったらパンクしていない・・・
そうです。パンクしたと思えるほど劇的に乗り心地が向上していたのでした。
カローラの乗り心地がクラウンに(笑)
フロントはそのままですがリヤの突き上げが1/3くらいに減った感じです。
その後、5km毎くらいにサドルの調整を行いながら30km先の目的地に到着。
帰りはサドルの調整を行わずに帰ってきました。
いつもだとレーパン着用で50km過ぎ辺りから、お尻が痛くなってくるのですが
今回は全く痛みがありません。レーパン未着用にも関わらず・・・
帰りに今までのサドル、レーパンは何の為に有ったのか?と思えるほどでした(笑)
・60km走行後のサドル
左半分の革にシワが若干、寄っています。
私は左脚が少し短い影響かもしれません。
お尻の坐骨が当たる部分が凹んでますね。
座って荷重がかかっていた部分はサドル中央部分で約5mm沈み込んでいました。
今回、普通の夏用短パンで走行しましたが皮の滑りも無く快適にペダリングする事が出来ました。乗り心地も良く、お尻も痛くない快適なサドルですが、いくつか弱点が有ります。
1.デザイン
お世辞にも格好良いサドルとはいえませんね?(^_^;)
今、主流のカーボンロードには合わないと思いますが・・・。
座ってしまえば見えなくなる部分では有りますが・・・どうなんでしょ?
カラーは数種類有りますがデザイン的にマッチするのはクロモリロードかな?
2.セッティング
どんなサドルも調整が必要ですが、座る位置によって感じが違います。
よくできたサドル調整のパンフレットが付属していましたが、このサドル、特においしいゾーンが有るようです。
水平状態で取付けても座ると若干、前下がりに感じられます。
3.太ももとの干渉
外人サイズの骨盤に合わせたのかサドルは幅広です。
サドルの張り出した部分が、ほんの少し干渉します。私は、そんなに気になりませんが、気になる人は気になるでしょうね。
左右を糸で繋いで絞ると良いかもしれません。
骨盤の広い女性は問題ないかもしれませんね。
酷評しましたが、お尻の痛み、乗り心地の改善をしたい人にとっては素晴らしいサドルだと思います(^_^)
さすがPBP(パリ~ブレスト~パリ1200kmのブルベ)の参加者が使用しているサドルですね。
PBPでは約半数の参加者が革サドルを使用しているようです。2007データ