e-MTB YPJ-XCで約300km、走行しました。
チューブレス化して、転がり抵抗も減り、乗り心地も向上。オフロード走行でのタイヤグリップもPanasonic GravelKing 32Cとは、雲泥の差。
ただオンロード70%、オフロード30%の走行パターンから考えると、多少オフロードのグリップを犠牲にしても、もう少しオンロードよりのタイヤに変更して、移動速度を上げたい。
舗装路の排水用グルーピングも怖い、怖い・・・。速度を落とさないと、非常に不安定になります。
ついでに軽いホイールに交換したいなぁ〜(^^;;
ロードに乗り慣れた身体には、オンロードの移動で、どうしてもストレスが溜まりがちになります(~_~;)
当初から、予想していたとは言え、MTBですからねぇ〜(苦笑)
車載で移動、現地でオフロード走行を楽しむなら十分ですが・・・
さて、どうするか?
1.タイヤサイズの問題点
YPJ-XCのタイヤは Maxxis ARDENT。
27.5(650B)× 2.25 タイヤ幅 5.72cm タイヤ周長 2182mm 680g
MTB用タイヤとしては、バランスが取れた良いタイヤです。
オンロード、オフロードの転がり、グリップもまずまず、脱着は手だけで簡単に行えます。
YPJ-XCのスピードセンサーマグネットはホイールのハブ横、他社のe-MTBでShimanoの物はディスクローターにセンサーマグネットが付いているタイプです。
e-bikeの電動アシスト力は車速、踏力、ケイデンスなどで制御されています。
例えばタイヤを細くするとタイヤ周長が短くなり(タイヤの直径が小さくなる)、メーター表示で20km/hで走っていても実速は20km/h以下となり、アシスト最大時のピーク速度、踏力、ケイデンスも変わってしまいます。
タイヤサイズを変更せずにオンロード指向のタイヤに替えて、期待する転がりの軽さが得られるのかも? 疑問です。
2.スピードセンサーマグネットの問題点
ディスクローターにセンサーマグネットが付いているタイプだと、ホイール交換もスルーシャフトの規格に注意すれば比較的、自由に選ぶことが出来ます。
YPJシリーズのタイプだとスルーシャフトの規格(径)+センターロック+特殊なスピードセンサーマグネットを考慮する必要が有ります。
写真のようにスピードセンサーマグネットを回転させる為にShimanoのディスクローターロックリングの溝に、はまる形状となっています。
6穴ディスクローターアダプターは使えるかも?。
他のe-MTB、ディスクローターは、ほぼShimano一択状態です。
以上がYPJ--XCのホイール、タイヤ交換を行う際の障害になります・・・
メーカーさんとしては、弄って貰いたくない気持ちも解りますが・・・
転がり抵抗を低減、オンロード指向にする為に出た結論は?
その前に今のホイールを分析してみました ^^;
3.現状のホイール
YPJ-XCのホイールは流行の27.5インチですが、ブースト規格では有りません。
リムの外幅26mm、内幅21mm、アイレット加工、ステンレススポーク(サイコンのマグネットが付かなかったので、多分DTのスポーク)36本組、センターロック、ハブ・リムメーカー・重量不明。
F 15×100mm、R 12×142mm スルーシャフト、カートリッジベアリング。
完成車としては割と良いホイール? DTのOEMでしょうか?(謎)
e-MTBのホイールは、ハブ専用品、スポーク専用品36本組、ニップルは真鍮、乗員+バイク+装備の耐荷重は150kgと頑丈な造りですが、前後ホイールで2,100g前後の重量になります。
この規格、DTが提唱したようですが・・・、鉄ゲタですね。
4.対策(苦笑)
いろいろと悩んだ挙句、出た結論は、
ホイール 700C(29er) 耐荷重150kg
タイヤ タイヤ周長を考慮して700×38(タイヤ周長2.180mm)〜42C(タイヤ周長2.224mm)を別に用意する事にしました・・・(標準27.5×2.25 タイヤ周長2.182mm)
※タイヤ周長はサイコン タイヤ周長表から、同時にタイヤの直径も算出してフレームとの干渉もチェック済)
ホイールの重さは大差なし、タイヤ1本あたり150〜245g、軽量化&転がり抵抗減の予定。
平坦路、登りを重視するなら、耐荷重105~130kgの少し軽めのホイール(スポーク24本組み)でも良いのですが強度、耐久性を重視しました。
普通のMTBの約2倍の車体重量、私の体重も含めて考えました(苦笑)
走行パターンに応じて、ホイール&タイヤをまるごと交換する作戦です。カセットスプロケ、ディスクローターは流用します(笑)
次回、選んだホイール&タイヤ、インプレなどをお届けします ゜ρ゜)ノ