貧脚でも超級ステージを登れ、グラベルロードの走行が可能な2018 Conceptモデル改め山菜1号がようやく完成しました。
フレーム塗装に1ヶ月、組立に約1週間、長かった~(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
黄色いラインは、担ぎ用の目印
キャンディブルーなので見る角度によって色が違います。
ハンドルバーグリップはシリコンバーテープを手巻き。
写真映りが良いですね^^; 車重は、この状態で9.2㎏。
使用パーツは、こちら
記入漏れが有りました。サドルはグラベルロード走行を考慮して、このサドル。激安サドルですが、今までのサドル選びが何だったんだ?と思えてしまいます(^^;)
SyuuYou 自転車 サドル 穴開き サイクリングサドル 肉厚 軽い コンフォート スポーツ サドル@1.080円
走行インプレッション
乗り心地
Salsa Vaya3に付けていたホイール&タイヤを使いましたが、フレームが変わるとかなり印象が違います。同じ空気圧でもVaya3のしなやかな乗り心地から堅めに変化。
タイヤの空気圧を6.5barから4.0barに落として、ようやく同じような感じになりました。元々がシクロクロスフレームなのでカーボンと言えど堅めのフレームです。
パナソニック Gravelking SK、空気圧を落としてもタイヤの転がりが、良いですね。空気圧を落とすと下り舗装路で若干、腰砕け感が出ますが、砂が浮いて少々、荒れた路面でも安心して走行できます。
舗装路でのグリップも良く、タイヤノイズも小さい。濡れた路面も不安なくパンクにも強い、バランスの取れた良いタイヤです。
フレームのバネ感はクロモリフレームが上で乗ってて気持ち良いのですが、重さが最大のネックです。
登坂力
肝心の登坂力(笑)フロント34T 、リヤ11-46Tのギアレシオのお陰で楽々ですが・・・
最大斜度17%の坂を登ってみましたがリヤカセットのギアは、私の貧脚でも、まだ2~3枚(42、46T)残ってました(^^;
ただギアが軽くなる → スピードが落ちる → 当然ながらバランスがとりづらくなります。ケイデンスを上げると今度は心肺に負荷がかかります(苦笑)
しかし、Vaya3(クロモリ、フロントトリプルギア)よりも車重が3㎏以上、軽いので脚、心肺にかかる負担は少なく、同じ坂道のコースでは、ベストタイムを更新しました。
一般路の走行
市街地では、ギアレシオが災いして、余りスピードが伸びない感じがしますが、平坦路、トップギア、ケイデンス90rpm前後で30~35km/hは出ます。
MTBコンポとは言え変速もスムーズで違和感も有りません。リヤカセットはワイドレシオですが、チェーンリングが34T なのでギア変速してもショックは少なく、あっという間にトップギアといったような感じです。
100㎞程度のツーリングも試してみましたが、ロードで重いギアを踏む癖がついてるのか逆に脚への負担が少なかったように思えました。
ただバーハンドルなので車の横のすり抜け、長距離ではハンドルを握るポジションが限られてくるので少々、厳しいですね。
未舗装路
フラットなグラベルロードではタイヤ空気圧を2.5bar程度に落とせば快適に走れます。普通の林道を走るには十分です。
一般的なMTBよりも車重が軽いので登りは楽ですが、長時間走行になると固定サス故、厳しくなってきます。特にフロント回り。タイヤのエアーボリュームを上げれば(32Cから35Cに)、自分が走るシチュエーションは、カバーできるような感じがしました。
その他
リヤトップで、荒れた下り坂の路面を走るとチェーンが跳ねて、チェーンステーにチェーンがカチカチ接触(=o=;)
リヤディレイラーのチェーンスタビライザーをONにすれば、チェーンは暴れないのですが、シフトチェンジが重くなります。
そこで念の為、チェーンプロテクターを装着しました。
MM自転車サイクリング用チェーンプロテクターカバー 黒 @148円
その後、そうそうにマイナーチェンジ(笑)
タイヤをGravelking SK 700×32Cから同銘柄、チューブレスレディ35C、ホイールもより軽量な中華三昧1号ホイールに変更しました。
タイヤ空気圧が32Cと同じ4.0barでもエアーボリュームが増えた分、しっとりとした、より好ましい乗り心地に変化しました。
タイヤ重量がアップしましたが、ホイールが軽くなり、フレームとのマッチングは更に向上。漕ぎの軽さもそのまま。
同時にシートポストもエルゴンタイプのカーボンシートポストに変更しましたが、こちらも衝撃吸収性が高く効果が有りました。
後はハンドルバーの幅が広めに感じるので、もう少しカットしたい所ですが、グラベルロードでの取扱いを含め、もう少し検証してみます。
今回、フレームの塗装に始まり、メーカさんが、パーツ選定、完成車にする迄の気苦労が解ります^^;
パーツのマッチング、コストを含めて、考えさせられますね。
カスタムするにもコンセプトが無ければ、マッチしない、曖昧な物になってしまいます。