☆ Everyday bicycle life(毎日自転車生活) ☆

自転車・オートバイに関わること全般を気ままに書いてます(^^;

自転車 ツールケース(ツール缶)の中身を考える

先日、久し振りに十数人でツーリング。

とある方の自転車が連続でパンクしました。

 パンク修理のお手伝いをさせて頂きましたが私を含めて3名の方が同じツール缶を使用していてビックリ!(笑)

出先でのトラブルで予備パーツや工具が無いと修理できません。日頃のメンテも重要ですが、修理の仕方が解らなければ、その場で万事休す、レスキュー隊の要請となります。

また携帯ツールの中には精度が悪く使い物にならない、使い勝手が悪く修理に時間がかかるケースもあります。

日頃、単独走行が多く、それなりの予備パーツや工具を携帯して走っていますが、ツール缶(ツールケース)を含めて再考してみました。

選定条件:トラブルの際、可能な限り修理し自走可能。自宅のメンテで流用できる物(苦笑)

そこで選んだ予備パーツ、工具がこちら

f:id:misteron08:20161220182758j:plain

厳選したつもりですが、たくさんありますね。果たしてツールケースに全部、収まるんでしょうか?(;'∀')

一品ずつ、ご紹介、致します。 

1.ツールケース

KAPELMUUR(カペルミュール) サイクルジップツールケース@3.186円

f:id:misteron08:20161220184715j:plainf:id:misteron08:20161220185200j:plain

今までのツール缶(ELITE SuperByashi)からツールケースに変更。予備パーツや工具が取り出しやすいですね。雨天時の防水性に関してはツール缶が上でしょう。内容量は同等です。EVA素材で滑りにくく柔らかい。カラーは他にホワイト、イエローがあるようです。

2.使い捨てゴム手袋

ニトリスト・フィット 100枚入り@827円

f:id:misteron08:20161223151510j:plain

通常のメンテでも使っています。1枚当たり約8円。手にぴったりフィット、小さい物でもつまみ易く最大の利点は手が汚れない!(笑)

パンクした時、タイヤの内側を手で撫でてチェックしますが、パンクの原因になった異物でケガをすることも有ります。完全ではありませんが、多少なりとも防ぐことができると思います。自転車以外にも何かと使えますね。 

3.タイヤレバー

LEZYNE Power Lever XL YELLOW タイヤレバー2本セット@680円

f:id:misteron08:20161223152736j:plain

今までいろいろなタイヤレバーを使ってきましたが、丈夫で長さもあり、これが一番、使いやすいです。

チューブレスリムのタイヤ組込には、かなりタイヤレバーに力がかかる事があります。強度が足りないと折れちゃいますね。レバー先端も逆U字型なのでタイヤ、チューブにダメージを与えない形状になっています

カラーは他にブラックもあります。このタイヤレバーの良さがわかる人は相当のツウかもしれません?(謎)

4.エアーインフレーター、エアーボンベ

TNI CO2 ボンベセット@1.580円

f:id:misteron08:20161223165419j:plain

バルブ式のエアーインフレーターも何種類か使ってきましたが、これが一番かも。バルブ周りの作りが良いですね。エアーボンベも一般に売られているものが使えます。米式・仏式バルブ両対応。

5.エアーポンプ、延長チューブ

Air bone スーパーミニポンプ@2.149円、TRISPORTS お助けチューブ@686円

f:id:misteron08:20161223162500j:plain

ミニポンプはエアーボンベを使い果たした時用です。小型軽量、4~5気圧までは入りますが200~300回はピストン運動が必要です。

インフレーターやエアーポンプのみで空気を入れる際、チューブのバルブに力が加わり過ぎるとバルブが折れてしまうことがあります

この延長チューブがあると空気も入れやすくバルブ折れのリスクも防げる、仏式バルブでもガソリンスタンドなどでエアーの補充が可能になります。

6.パッチキット

PARKTOOL パッチキット VP-1C@318円

f:id:misteron08:20161223172705j:plain

パンクの際、後々のトラブルを避けるためにチューブは基本的に修理しません。

チューブを使い果たした時用&タイヤのトレッド(接地面)やサイドをカットしてダメージが大きい時にはタイヤの内側にパッチを張ります。

タイヤカットした部分からチューブがはみ出して、またパンクってことが過去にありました(^^;

ゴムノリ不要のスーパーパッチは便利ですが、この用途だと少し小さ過ぎますね。

7.予備チューブ、ダイヤルロック

2本セット Continental チューブ Race28 700×20-25C(仏式60mm)@1.400円

f:id:misteron08:20161223174540j:plain

予備チューブは必須ですね。MTBなどパンクの確率が高いオフロードを走行するなら2本は欲しい所です。

またチューブレスタイヤでタイヤカットしてもタイヤにチューブを入れると走れます。

ダイヤルロックは食事など短時間、自転車から離れる時に使用しています。

8.とげ抜き

SK11 トゲ抜き 75mm SS-1@751円

f:id:misteron08:20161223180327j:plain

とげ抜き、何に使うんでしょうね?(苦笑)パンクの時、タイヤに刺さった細い針金などを抜く時に使います。これが無いと直せない・・・時もあります。

9.六角レンチ

PWT ロングサイズ ボールポイント 六角棒 レンチセット 7本組@987円

f:id:misteron08:20161223155224j:plain

携帯ツールの六角レンチの中には精度が悪くネジを舐めてしまったり、締める時の力加減が微妙に違ってしまいます。

この六角レンチは滑り止め加工され片側はボールポイントなのでネジを落とすことなく狭い箇所でも作業することができます。

ネジの締め方はボールポイント側で締めてから通常の六角側で締めるが理想形です。

自転車のメンテで使うのは主に3、4、5、6mmなので、この4本+8mm(ペダル用)だけでも構いません。

10.エマージェンシーディレイラーハンガー

 LifeLine エマージェンシーディレイラーハンガー@1.580円

f:id:misteron08:20161223181519j:plain

過去のディレイラーハンガー折れの経験を元に選んでみました(^_^;)

ディレイラーハンガーが折れてしまうとリヤディレイラーもお陀仏になる事があります。その時は、リヤディレイラーを外しチェーンを適当な長さに切ってピストのように直結状態に変更して走れるようにします。

リヤディレイラーが無事で、これが有ればディレイラーハンガーが折れても走れる状態に戻せますが変速は、しないほうが良いですね。また壊れる可能性があります。

11.チェーンカッター

TOPEAK ユニバーサル チェーン ツール@1.445円

f:id:misteron08:20161223183944j:plain

比較的小型のチェーンカッターです(サイズ:L83×W43×H15mm)

携帯ツールのチェーンカッターでチェーンを切る作業は大変です。

このチェーンカッターは作業が楽で便利なチェーンフック付きです。

ディレイラーハンガーが折れた、リヤディレイラーが壊れた、チェーンのコマが固着した時には、必要ですね(笑)

12.ミッシングリンク

KMC 10スピード用ミッシングリンク CL559R 2セット入 シルバー@809円

f:id:misteron08:20161223185919j:plain

チェーンが切れた、切った時に使います。写真とリンク先の物は10速用です。ご自分の自転車に合ったものをお使いください。

13.ドライバーセット

trad 9pcs.精密ドライバーセット ペン型差換式 ブルー TPS-9B 819801@596円

f:id:misteron08:20161223191016j:plain

自転車のメンテでドライバーを使うのはディレイラーの調整ぐらいですから+ドライバー一本だけでも良いんですけどね・・・。

まとめ

今回も?独断と偏見で選んでみました。欲を言えばスポークレンチ、ペダルレンチなども入れたかったのですが満杯になりました(苦笑)

どうにかツールケースに収まりました。ファスナーも閉まりました。ボトルゲージにも無事、収まりました(;^ω^) 

輪行袋も積みたいなぁ・・・

f:id:misteron08:20161223192207j:plain

冒頭にも書きましたが、これだけあれば7~8割方は現場で修理し単独で自走して帰って来られると思います。自転車用携帯ツールと基地用自転車メンテツールを流用できるものは流用して無駄な出費を抑えることもできます。

使い慣れた工具で修理すればミスなく作業時間も短縮、トラブルの際に慌てなくて済みますね。

まあ、一人で走らなければトラブルの際、頼むこともできますが・・・

一人の場合はタクシー等を使っても良いですね。

より軽量化するなら持つものを減らすも良いですが、修理ができない人でも一番リスクが高いパンク修理の為にタイヤレバー、スペアチューブ、エアーインフレーター、エアーボンベぐらいは持って走ることをお勧めします。

出先で修理してもらう時でも最低限のエチケットだと思います。

今回、スポークレンチ、ペダルレンチ、ケーブルなどは含めませんでしたがスポークなどはドライバーの柄などで軽く叩いて緩みをチェックすることができます。

トラブルのリスクを減らすためにも日頃のメンテ、点検も大事ですね。