☆ Everyday bicycle life(毎日自転車生活) ☆

自転車・オートバイに関わること全般を気ままに書いてます(^^;

ロードバイク 車重と転がり抵抗

ここ半年で矢継ぎ早に手持自転車のタイヤを最新モデルに交換してきました。

今回は自転車の重量と転がり抵抗について書いてみたいと思います。

自転車が軽いと速い?タイヤが変われば速くなるのか?その辺りの真偽をデーターで比較し検証しました。

比較に当たってホイールは交換せずにタイヤのみ交換、空気圧は同じ。乗車ポジションの変更も行っていません。気象条件が多少異なりますが走るコースは、ほぼ平坦の市街地コース40kmを3回程度走行。心拍に関しては、特に意識せず無理の無い走行を日頃から心掛けています。AveのデーターはCyclemetter、タイヤ転がり抵抗はBicycle Rolling Resistanceを参照しました。

機材 ※は推測値

1.Colnago EPS 2009

 Hachison Fusion2 700✖23C(TU)→ Schwalbe One 700✖23C(TU)

 タイヤ重量 290g → 333g(+43g、1本当たり)

 タイヤ転がり抵抗 ※14.4W → ※12.1W(△2.3W、1本当たり) 

 ホイール Campagnolo Shamal Urtra 2Way-Fit

2.本中華1号 2014

 Continental GP 4Season 700✖28C → Schwalbe One 700✖25C

 タイヤ重量 284g → 343g(+49g、1本当たり)

 チューブ 78g → 84g(+6g、R’AIRMichelin Latex

 タイヤ転がり抵抗 ※15.8W → 10.8W(△5.0W、1本当たり)

 ホイール Mavic Cross ride Disk 29er

3.Salsa Vaya3 2012

 Continental GP 4Season 700✖28C → Hachison Fusion2 700✖23C(TU)

 タイヤ重量 284g → 290g(+6g、1本当たり)

 チューブ交換せず

 タイヤ転がり抵抗 ※15.8W → ※14.4W(△1.4W、1本当たり)

 ホイール Mavic Speedcity

4.DAHON Mariner D7

 Dahon Rotoro 20✖1.75 → Schwalbe Marathon Racer 20✖1.5

 タイヤ重量 374g → 340g(△34g、1本当たり)

 チューブ 160g → 93g(△67g、KENDA→Schwalbe 6SV)

 タイヤ転がり抵抗 不明

 ホイール DAHON ノーマル

DAHON Mariner D7を除き車体重量は最大110g増加しています(^_^;)

結果

(ホビーライダーゆえ、へたれデータです・・・)

f:id:misteron08:20150720165631j:plain

最新のBicycle Rolling Resistanceによると以前、Continental GP 4Seasonの転がり抵抗はContinental GPと同程度と推測していましたが、25Cで比較すると3.2Wも悪い・・・。耐摩耗性、耐パンク性はGP4000SⅡよりも上ですが乗り心地も遜色なく割高な事を考えるとGP4000SⅡを選んだ方が得策ですね。

f:id:misteron08:20150720170310j:plain

 私のエンジンでは一概に言えませんが自転車の車重で2~3kg違うとAve(平均速度)で約2km/h違うようです。たかが2kg、Ave2km/hの差ですが加速、減速、ヒルクライムでは全く違います。

タイヤ重量が僅かに増えても転がり抵抗が少ないタイヤを選べばAveは向上、平坦路では本中華1号がEPSに肉薄しています。また体感的に重い自転車に転がり抵抗が少ないタイヤを装着すると軽い自転車よりも効果が大きいように感じられました。

自転車のタイヤ、何でも良いように感じられますが転がり抵抗の少ないタイヤを選べば少しでも楽できます(笑)

今回のテストで私の場合、タイヤの転がり抵抗が一本当たり1.5~2.0W減少するとAveで約2.0km/h向上しました。

f:id:misteron08:20150720184958j:plain

チューブの交換でも転がり抵抗は0.8~2.4W軽減できますね。

自転車の車重、自分の体重を1kg減らすには非常にお金もかかりますし努力も必要です(苦笑)

軽量化にお金を注ぎ込む前にまず、タイヤ&チューブ交換、次はホイール?。ロードだと費用対効果、コストパフォーマンスを考えると車重8~9kgの自転車が良い?(苦笑)更にスピードアップするなら空気抵抗を減らす為にポジション変更、身体を鍛え軽量化するしかないですね。