総走行距離が300kmを超えた辺りから6速→7速に変速する際、チェーンリング外側にチェーンが落ちるようになりました。
完全にチェーンが落ちるわけで無く、巻き込み防止用のチェーンリングカバーとチェーンリングの間に、ごくたまに挟まる程度でしたが、どんどん症状が悪化。
とうとう先日の輪行の時、変速した際、スカッとペダルにかかる力が逃げて「???」と思った瞬間、ABS樹脂製?チェーンリングカバーがチェーンリングから外れクランクに引っかかりチェーンが外側に脱落・・・。
この手のトラブルはネットで検索するとミニベロ、折畳み自転車では、よく有る事のようです。
チェーンリングカバーが無いと不都合なのでパーツを探しますが無い・・・。
よく見ると、このクランクセット、これとほぼ、おんなじ(苦笑)@2.418円by Amazon。
純正パーツとして、チェーンリングカバーだけを発注する事も出来ると思いますが強度を考えると不安が残る、今後の事も考えてチェーンリングカバー付のクランクセットを手配する事にしました。
探して某オークションで見つけたクランクセットに交換。52T→53Tに。これでチェーンリング、チェーンリングカバーも好みの大きさ、物に変えられます。@3.600円。
これで大丈夫と思いきや、通勤&テスト中、またまたチェーンリングカバーとチェーンリングの間にチェーン脱落・・・
なんで?と思ってよく見ると、これじゃ落ちますねぇ(^^;; 隙間が大きすぎる・・・。
実は、このクランクセット、シングルギア用では無くダブルギア用。チェーンリングカバーとチェーンリングは、この様に取付けられています。
アウターギアの代わりにスペーサーが・・・。クランク外側にチェーンが脱落する事を考慮するとチェーンリングをアウターギアの位置に持って来るのも手ですがチェーンラインも変わってきます。そこでスペーサーの位置を変更。
結果、隙間は、この位に。
これでもう大丈夫と思いきや、片道5kmの通勤1週間で1回のみ脱落・・・。
こうなりゃ意地でも?原因を究明!(苦笑)
ミニベロ、折畳み自転車は元々、チェーンステイが短くチェーンラインを考えると構造的に不利。フロントディレイラーを付けるかチェーンラインを変える(BBを幅広に変更等)かチェーンガイドの増設も視野に入れて考えてみる事にしました。
その前に今までの経緯を落ち着いて考えると
・新車から300km程度までは、殆ど起きなかった。
・チェーンが外れる原因はディレイラー調整不良、チェーンの暴れ=伸び、変速の仕方なども考えられます。
ディレイラー調整は数回、行っているので、もしやチェーンの初期伸びが原因?と思いチェーンテンションを確認する為にディレイラーのこの部分を押して確認すると・・・
押して離してを繰り返すと戻りが悪い時が数回に1回、有るようです。チェーンテンションも弱い?(苦笑)
ここの動きが悪いって事はチェーンテンションもその時、その時で変化する。
この辺りの滑らかさは上位グレードの物と比較すると良く無いですね(^_^;
そこでディレイラーの可動部分全てに注油。本当は分解してグリスアップなんですが・・・
注油後、Bテンション調整。Shimano RD-TX35の調整方法。
ディレイラーの動きは滑らかになり変速もスパスパ決まり、チェーン落ちも無くなりました。
原因がわかってしまえば、なぁ~~んだ、ですねぇ(^^;;
原因はチェーンの初期伸び、ディレイラー動作不良、Bテンション調整。整備マニュアルを見ると仕様でしょうがDAHONはチェーンのコマを若干、切り詰めてチェーン短め、多めにチェーンテンションをかけてチェーン脱落対策しているようです。デメリットもあるんですけどねぇ・・・