本中華1号 完成編 その1
ようやく完成した本中華1号。
塗装は考える所があり今回は見送りました( ̄(π) ̄)
フレーム購入前に友達、自転車屋さんに中華カーボンフレームって、どうなの?と聞くと
「チャレンジャーですね」とか「中華は止めといたほうが良いよ」などのご意見を頂きました。
ネットで検索した結果、私が抱いた気持ちは「そんなに悪くないかも」との結論から今回、中華カーボンフレームで1台、組んでみることにしました。
はたして中華カーボンフレームは良いのか?悪いのか?
実際、私が組んでみた感想
(※一概に全ての中華カーボンフレームが、こうだとは言えません。参考程度にお読み頂ければ幸いです)
良い点
・一流市販カーボンフレーム価格の約1/3~1/6
圧倒的な価格、今回使用したフレームは$575。
・フレーム自体の精度、フレーム内の仕上げは、まずまず。
以外とすんなり組み上がりました(^_^;)
本中華1号 フレーム編 その2を参照願います。
悪い点
・塗装の質が悪い
塗りむらが出にくいマットブラックで、この塗装は・・・。
コストダウンの一環か良く解りませんが酷い塗装です。
下地処理無し、でしょうね・・・σ(^_^;)
・フレーム小物の精度、設計に問題有り。仕様なのかな?
今回起きたマイナートラブル。
このフレーム、インナーケーブル仕様ですがリヤブレーキケーブルにアウターケーブルキャップを嵌めブレーキ調整を兼ねてブレーキテスト。
ブレーキレバーを握る事、数回。
フレームあたりから「パキン」と異音が・・・
フレームが割れた(OoO;) と思って見てみると通常、アウターケーブルキャップを付けたケーブルは画像上、シフトケーブルの状態が正規です。
それが、このような状態・・・
アウターキャップを付けたブレーキケーブルがフレーム内にまで入り込んでいます(゚Д゚)
走行状態にこうなると、どうなるかと参考までに・・・
「ノーブレーキ状態」になります(大汗)
ブレーキを掛けた際、この小物パーツには、かなりの圧力が加わります。
意図してフレーム破損を防ぐ為に、この小物パーツで保護する狙いだと思います。
シフトケーブルには、そんなに圧力が加わらないので、この小物保護パーツは使われていませんがブレーキケーブルは別です。
幸い試走前だったので事無きを得ましたが、もし走行中に起こったとなると・・・
考えただけでもゾッとします・・・
しばし無い頭を使って考えた結果、リヤブレーキケーブルはSTIレバーからリヤブレーキキャリパーまでフルアウターケーブル付で配線しました。
フロントブレーキと同じ配線なので安全上、問題有りません。
中華カーボンフレームに限らず、この点に関しては要注意かも・・・(^^;;
インナーケーブル仕様のフレーム、見栄えは良いですがメンテナンス性に関しては良く無いですね。
結論
良きにつけ悪しきにつけ評価させて頂きました(苦笑)
一部Webページにはフレームの製造原価が知れてしまうとの記載が有りましたが、そのとおりかも知れません。
一流メーカーの製品は精度、品質(特に塗装)、安全性に関して検査、管理が成されデザインも良いですね。
それが付加価値です。お値段も良いですが・・・
人に中華カーボンは有りかと問われると私的には「有り」ですね(笑)
オリジナルマシンのベースとしては良いと思います(*´艸`)
ただ万人にお奨め出来るかと言うと限定的な物になりますね。
買いたい人は買って下さい(笑)
熟考して、あくまでも自己責任で、お願い致します。
最後に人柱となった先人の方々のレポートに深く感謝致します。