先日、購入したMavic Cross ride Disk 29erホイール。
約100kmほど走行してみましたのでノーマルホイール、手組ホイールと比較してみました。
・ノーマル
Hub Formula,カップ&コーン、32H、Rims Alex XD Comp、スポーク DT
ブレーキローター Avid G2 Clean Sweep 160mm
・手組
Hub Simano SLX M665、カップ&コーン、センターロック ディスクマウント、Ambrosio Excursion エクスクリュージョン 700C×32H、スポーク DT
ブレーキローター Shimano SLX SM-RT64 センターロック160mm
・Mavic Cross ride Disk 29er
Hub シールドベアリング、24H、スポーク Mavic エアロ
ブレーキローター Avid G3 Clean Sweep 160mm
タイヤは全てContinental Grand Prix 4-Season 28C、空気圧はF6.8kgf/c㎡ 、R7.0kgf/c㎡。
1.重量
手組 ≧ノーマル >Mavic
フロントホイールの重量は、どれもそんなに大差ないのですがリヤホイールの重量はノーマルとMavicでは270g違います。手組ホイールはセンターロックディスクマウントの為、重いですがリヤホイールはノーマルより軽量です。
※参考 ホイール重量 Mavic Cross ride Disk 29er F 945g、R 1.075g
総重量 F1.500g、R1.900g(タイヤ、チューブ、リムテープ、ブレーキローター、カセットスプロケ12-25T込み)
2.乗り心地&走行感
ノーマル <手組 <Mavic
同じコースを走ってみましたが手組が一番、乗り心地が良いです。ノーマルとMavicのリム幅が17Cに対して手組は14Cなので、タイヤのサイドウォールのしなりが大きいのかもしれません。Mavicのフロントホイールは手組に較べると若干、跳ねる気がしますがタイヤの空気圧を0.1~0.2kgf/c㎡下げれば同等の乗り心地が得られます(20km/h以下)。
走行感はMavicが一番、シャキッとしておりフロントフォーク、チェーンステーが良くしなる感じがします。
ノーマルはリムが柔らかく感じ、ギャップを乗り越える際もボヨン、Mavicはポヨン、手組は、その中間のような気がします。
Mavicとその他のホイールが一番違う所。
それは速度域が20km/h以上になった時です。
乗り心地はフラットになり、ホイールの外周部が重くなった?と感じるほど速度維持が楽になります。横風に於いても車体の振られ方が明らかに少ない。
スポーク本数が少なく(ノーマル、手組32本に対し24本)、エアロスポークの効果が出ているんでしょうね(^_^)
フリーハブのラチェット音は例のMavic Soundですが耳障りなほど五月蠅くは、ありません。転がりもカップ&コーンのシマノハブ(手組ホイール)と遜色なく逆に良いように感じられます。ハブのダストシールもMTB用らしく?一番、しっかりしているのにです。ノーマルホイールのダストシールは、お粗末で雨中走行後は必ずメンテが必要です(^_^;)
3.総評
このホイール、価格の割に(国内でも3万円前後)良く出来たコストパフォーマンスに優れたホイールだと思います。
ディスクブレーキ付700C クロスバイク、ツーリング車はホイールの選択肢が少ないですが、これらの代替用ホイールとして頑丈(MTB用なので)で比較的、軽量。
ただ注意点はリム幅が17Cなので、どうにか履けるタイヤは25Cが限界でしょうね。
個人的にはColnago EPSと全く性格が異なるツーリング車Salsa Vayaがイメージしていた走りに一歩近づいたので大満足です(^_^)v