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ハブ オーバーホール

前回、Shimano SLX HB-M665、FH-M665ハブのオーバーホールを行いましたが、どのような状態で有ったのか?

自転車屋さんに儲けて頂く為と皆さんに知って頂く為にMTB標準のリヤホイールハブ Shimano FH-M475 のオーバーホールを行いました(^_^;)
FH-M475は前回のハブと同じくカップ&コーンベアリングです。

走行距離にも依りますが、大体3年位でこのような状態になるようです。
RハブはFハブに較べて荷重もかかるのでグリスの劣化が激しいです。
Rハブでもカセットスプロケットが付いているフリーハブ側が特に酷いですね。
今回は特に状態が酷かったカセットスプロケットが付いているフリーハブ側の写真を撮ってみました。

1.ハブシールを外した状態

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完全にグリスが飛んでグリスも茶色に変色しています。水は混入していないようです。水が混入するとグリスが白く濁ってきます。

2.ボールベアリングを取り出した状態

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3.ハブシールの裏側

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4.ブレーキクリーンで洗浄後

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ハブ本体、リテーナー側に異常は見られませんでした。グリス切れのまま乗り続けるとリテーナー側に筋状の線が入りボールベアリングもダメージを受けます。最悪の場合はベアリングの焼き付き等が発生し走行不能、ハブ本体の交換が必要になってきます。
光っている部分がボールベアリングの受け面です。

5.DURAグリースをハブ本体リテーナー部分に塗って洗浄したベアリングボールを置いた所です。

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DURAグリースは鮮やかなグリーンです。標準のグリースは薄い飴色でした。

6.5の状態に上からグリースを塗り込んだ所

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これ程、塗り込む必要は無いかもしれませんが少しでも状態を保つ為にたっぷり塗り込みました。多めに塗り込んでも余った部分はシールリングを取付けた時に、はみ出てきます。但しグリースを多めに使用するとグリースの粘度にも依りますが若干、回転が渋くなります。
頻繁にメンテナンスするのならグリースは少なめでも良いと思います。
同じく潤滑、保護性の高いグリース等を少なめに使用すれば回転が軽くなります。

7.シールリングを組付けた所

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玉押し用ナット、ハブ本体リテーナー、ボールベアリングに異常が無くても水の浸入を防ぐ為にもシールリングの交換をお奨めします。シールリングはハブシャフトと常に接触しています。経年変化、摩耗によりシール性能が劣化して行きます。

以上でフリーハブ側の片面が終了しました。

先日、ハブのオーバーホール後、試乗してみましたがギヤ1枚分(大げさか・・・)軽くなりましたよ(^^)/

心配な方は、すぐ自転車屋さんでメンテナンスして貰って下さい(笑)
自分でトライしてみようと思った人は前回の記事を参考にして頂ければ幸いです。

ハブ周り(BBも含めて)は意外と皆さん、走りに夢中で見落としがちな箇所です。私もそうでしたが・・・σ(^_^;)
定期的にメンテナンスしてあげれば走りも変わりますよ〜(^_^)