☆ Everyday bicycle life(毎日自転車生活) ☆

自転車・オートバイに関わること全般を気ままに書いてます(^^;

Salsa Vaya3 インプレ その1

昨日、お天気も良かったのでポジション調整を含めて近場を平坦路主体で約50km、まったり走行してきました。

自転車の構成はこちら http://salsacycles.com/bikes/vaya_3/ Build Kitをご覧下さい。

タイヤ Continental SportContact 700c x 37mm
  (何故か、こちらが付いてました)
http://www.conti-online.com/generator/www/de/en/continental/bicycle/themes/city/citytyres/sportcontact/sportcontact_en.html
 
ペダル Shimano PD-A600 SPDペダル http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/jp/index/products/pedals/mountain/product.-code-PD-A600.-type-..html

シューズ Shimano SH-FN23B(ブラック)
http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/jp/index/products/shoes/mtb/product.-code-SH-FN23.-type-..html

乗った人の構成 身長184cm、体重77kg、やや性格に問題有り(´д`)

※あくまでも個人の主観で有り参考程度に思って頂ければ幸いです。

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1.ポジション

画像で判断して頂きたいのですが、まったり走行用にしてみました(^^)
ちなみにサドル高は770mm。クランク長は175mmあります。
ブラケットも起こし気味ですが、サドルの高さとハンドルの高さに落差が少ない為、非常に快適です。首、肩、腰にも負担が少なく下ハンドルも躊躇無く握ることが出来ます。ただ、このポジションでは下ハンドルを持った時にブレーキレバーが握り辛いので、下ハンドル重視なら、もう少しブラケットを倒したら握りやすくなるでしょうね。このポジションだとフレームサイズをもう一回り大きくしても良いかなと感じました。ブラケットを寝かせれば良いんですけどねσ(^_^;)

2.乗り心地&走行感

タイヤの空気圧はF 4.0kgf/c㎡ R5.0kgf/c㎡に落ち着きました。
フラットな路面では非常に快適。荒れた路面ではFが若干、跳ねますが角がとれた感じの乗り心地です。
Rは荒れた路面でもほぼ問題なく衝撃を綺麗に吸収してくれます。Fフォークの衝撃吸収性はカーボンフォークが上かもしれません。
漕ぎ出しは車重が12.4kg(ペダル、補機類込み)、タイヤも太いので期待していませんでしたが、以外と軽く重いギヤでも私の感覚とシンクロして気持ちの良い加速が得られます。
以前、サイクルモードで試乗したパナチタンColnago MasterX-Lightよりも軽く、 NAKAGAWAよりも若干、重い?といった感じでしょうか・・・。漕ぎの重さはタイヤの影響が強いかも。

操縦性
操縦性は、とても素直で乗りやすい(^o^)
低速コーナーでも切れ込んだりする癖も無くバランスがとれた、安定志向の操縦性です。

ブレーキ
ブレーキは可も無く不可も無く、制動力は、これで充分でしょう。初期制動もそんなに甘くありません。ただMTBなどの油圧式ディスクと較べると機械式ディスクなのでタッチ、コントロール性、制動力は若干、落ちる感じです。なので下り坂では、もう少し制動力が欲しいかも・・・

登坂力
もともと登りは苦手なのですが、そこそこ登れますね。クルクル回して登っても良いですがギヤを一枚高め、シッティングだとそれなりに進んでくれます。ハンドルのポジションが良いのか手持ちのColnago EPSよりも登りやすいように感じられました。

巡航性
カーボンロードよりも良い感じがしました。重めのギヤで平坦路をどろろ〜んと流すには最高です。ガード下などを通過する際などに良く分りますが、下り坂の惰力を上り坂で、その恩恵を得ることが出来ます。明らかに同じ場所を通過する際に上り坂で漕ぐ距離が少なくて済みます。平坦路の長距離でも脚の負担が少ないかもしれません。

3.総評

このバイク、40代以上、初心者の人にお奨めです(^_^;)
車で言えば、これは本当にアメ車です(笑) 安定志向で有りながら素直な操縦性&巡航性。ゆったりしたポジション。特に15〜25km/hの速度域が、このバイクの真骨頂です。30km/h以上の速度で巡航してみましたが何も楽しくありません。
ゆったり、まったり、どろろ〜んと景色を楽しみながら、慌てず急がず、走る分にはちょうど良いと思います。全てを一台で済ませる方にもお奨め(笑)

4.雑記

このバイクを購入して疑問に思ったことです。
一般的なロードはハンドルの高さも低めで、有る程度、乗り込んで姿勢、ポジションを慣らす?作り込んで行く?嫌いが有るように感じられました。
レース、スピード志向の人には必然的でしょうが、それ以外の人には、果たして、それがベストなのでしょうか?
世はカーボンバイクが全盛です。軽いことがベストなのか?
その人にとってバランスがとれた重さも存在するのでは?

目的と手段によって手法は自ずと違ってくるのでしょうが・・・σ(^_^;)
自転車の奥深さ、面白さを発見出来たインプレでございました。

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次回は、ホイールを手組700C、タイヤ Continental Grand Prix 4-Season 28C に履き替えてインプレをお届けする予定です。お楽しみに(^_^)